DAM★とも&アウフヘーベン

DAM★ともで公開した曲について感じたことを書いていきます。

ひだまりの詩

ぼくもカラオケアプリを始めて1週間。まだまだアプリの使われかたとか楽しみかたを探っているところです。

ぼくが始めたのはKARASTAとnanaの2つです。あくまでもぼくの感想ですけど、KARASTAは既に構築されている独特の雰囲気があるかなと思いました。それは再生回数に応じてだと思いますが、公式アーティスト、おすすめ、急上昇、新着、初投稿みたいな分類が明確にされているからかもしれません。KARASTAのスター歌手のような方がいらっしゃって、ぼくがカラオケ大会でご一緒した方も何人かいました。音源自体はJOYSOUNDの音源なので、普通に歌えますけど、公開している方の歌が、音量が大きくてリバーブかけすぎなのかなと思う投稿も結構多いように思いました。カラオケアプリはイヤホンマイクで歌うのが基本なんですが、ぼくもアプリを使い始めて、イヤホンマイクの音の調整がまだ安定していないのが悩ましいところです。投稿する前に音量の確認のために録音して聴いてみると、1回目は声が小さすぎて、それで返しをオンにして、音量を強めにすると、2回目は声が大きくなると音割れやハウリングを起こしたり、なかなか調整に手間取ってます。

もう1つのnanaは、音源もギターやピアノで演奏した方の伴奏の投稿があって、この伴奏に歌声を重ねるというスタイルです。時間も1分半以内と制約されていますので、原曲のカラオケとは勿論違いますし、伴奏する方もそれぞれ違いますから、アレンジも加えられているわけです。そういう仕組みだと知って、ぼくに歌えるのかなと心配しました。自分が伴奏のキーに合わせることが前提で、カラオケで日頃歌っている歌い方ではなくて、ギターやピアノの伴奏と自分の歌声をいかに調和させていくのもポイントなのかなと思いました。音量の調整が悩ましいのはKARASTAと同じですけど、歌った後に音量調整やエフェクト選択ができるのがまだやりやすいかなと思いました。

自分の歌い方を同じ曲で違えてみて、試そうかなと思ったので、2つのアプリで歌ってみたのが、Le Coupleの「ひだまりの詩」という曲でした。この作品は、1997年にフジテレビで放送された人気ドラマ「ひとつ屋根の下」の挿入歌として使われ、その後シングルとして発売し大ヒットし、Le  Coupleは同年のNHK紅白歌合戦に初出場しました。作詞は水野幸代さんというシンガーソングライターの方で、作曲は日向敏文さんで、ドラマの一時代を築いた「月9」でのサウンドトラックを数多く手掛けられた方です。Le Coupleは夫婦のユニットで、趣味のつもりで始めた音楽活動がきっかけでプロデビューした経緯があります。ボーカルの藤田恵美さんは子供の頃から劇団で活動されたり、演歌歌手として活動した時期もあり、芸歴は40年以上はある方だったと思います。

女性の原曲キーの歌を男性のぼくが歌うとなると、歌いやすいキーより4つ下げて歌いました。おかげで低音を出す練習ができて鍛えられますけど(笑)。ぼくが何でこの歌を歌おうかなと思ったのは、その日がうららかな陽気の午後で、ゆったりした歌を歌いたいなあと思っていて、この曲を思い出したからなんです。カラオケ好きでいろいろな歌を歌っては、またその歌を忘れていき、そしてまたあるとき、こういう歌があったと思いだして歌う、そういう繰り返しだと思っています。ぼくは歌う前に、歌詞を読み通すことをやっていて、どうしてこういう詞を書いたのかなとか、どうしてこういうメロディーを作ったのかなとか、少しは考えるようにしています。それで、オリジナルの作品を聴いている意識がガラッと変わることがありますし、何でこういう風に歌うのかなということが、おぼろげに見えてくることがあったりしますので。そういう上で歌ってみた歌の方が、聴く方にも伝わるんじゃないかなと思ってます。

 


【カラオケ】ひだまりの詩/Le Couple