DAM★とも&アウフヘーベン

DAM★ともで公開した曲について感じたことを書いていきます。

僕のきもち

毎年のことですが、2月3日の節分、2月4日の立春を過ぎると、今年も本格的に始まったという気がします。年末に風邪をひいてしまって、1月はまだ咳も完全になくならず、カラオケで歌っていても、90%は回復した感じだけど、まだちょっと本調子に戻っていないと感じました。それは何なのかなというと、例えば低音が安定して歌えないとか、節回しが途中で空回りしてしまうとか、高音が半音ずれてしか出せないとか、いろいろありました。2月に入ってようやく声も戻った感じで、カラオケが楽しめそうです。

2020年はカラオケで今まで歌ったことがないアーティストさんの曲を1曲でも多く歌えるようになりたいと思っています。その1人がMISIAさんです。歌の上手い女性が選曲するアーティストさんですけど、最近は歌の上手い男性もMISIAさんの曲を歌うのを見る機会が何回かありました。

同じ男性が歌うなら、「ぼくもMISIA歌ってみたいなあ」と思っては見たものの、カラオケ大会で歌われているMISIAさんの曲は、声を張り上げて歌い上げるバラード曲が多くて、自分がそういう曲を歌うイメージがどうも湧かないんです。果たして自分に歌えるMISIAさんの曲はあるのか探してみました。

ぼくはカラオケでいろいろなアーティストさんの曲を思いついたら歌ってみたりしてますけど、これって広い意味で自分探しをしている感じでして、歌ってみたら自分には合わないと思う曲もあれば、意外に自分に合うかもという曲に出会うこともあり、そんな時は鉱脈を当てた気分になります。MISIAさんの曲も昨年に「恋唄」という曲に出会えましたが、2曲目として出会ったのが「僕のきもち」という曲でした。

この作品は2009年12月16日に発売されたMISIAさんの9枚目のオリジナルアルバム「JUST BALLADE」の1曲として収録されました。作詞はMISIAさんとHinataさんの共作、作曲はSinkiroh(島野聡)さん、編曲がGomiさんです。バラードのアルバム名が付いてますけど、「僕のきもち」はミディアムなテンポで、軽くステップを踏みたくなるような曲です。何よりも、肩ひじ張って歌っている雰囲気が全くなくて、肩の力を抜いた感じで、恋人同士がまったりしながら、車の中で次から次へと会話を続けているイメージなんですよね。よく聴くMISIAさんの曲のようなドラマチックな熱さとは対照的に、「僕のきもち」では何気ない日常の場面が歌われています。MISIAさんもこういう曲歌うんだなと感心しましたし、バラードを歌うときの「ここはこういうふうに見せよう」みたいな邪念が全くない、素直に歌を歌っているこの作品にぼくは好感を持ちました。DAMともでは誰も公開に出してないから、早く練習を仕上げて1番乗りしちゃおうかなと思います。


僕のきもち/MISIA