DAM★とも&アウフヘーベン

DAM★ともで公開した曲について感じたことを書いていきます。

歌える幸せ

2019年もあと2日と数時間。ぼくのカラオケ歴の中で今年は本当に濃厚な1年でした。ずっとDAM★とも一人カラオケで歌っていたぼくにとって、昨年2018年は、初めてカラオケ大会に出て、人前で歌うようになった大きな変化の1年でした。今年は昨年以上に多くのカラオケ大会に出ることができました。そして、カラオケ大会に1回、2回と出ることによって、「歌」を通じて、日常の生活ではきっと出会わなかったと思う、多くの方々に出会うことができました。

Twitterもカラオケ大会に出たのを機に始めましたけど、まだ交流を始めようとは思いませんでした。今年の2月にジェネステ2018DAY-2の東京第一会場大会と東京第二会場大会に出た頃、やっと気持ちの余裕が出て、他の方の歌を落ち着いて聴くことができるようになって、歌っている方への関心が芽生えてきました。そして、ぼくがフォローしているのが今121人。一方でフォロワーの方も1人、2人と増えて、今138人。他の方に比べたらその数は圧倒的に少ないですけど、カラオケ大会でのぼくの歌とか、Twitterでのぼくのツイートとか、何かがきっかけでぼくに関心を持ってくださったことが何よりも嬉しかったです。

4月には初めて東京以外で、ジェネステ2018DAY-2の大阪第三会場大会への遠征に行きました。自分のスケジュールの都合でしたが、関西の超歌うまさんの生歌を聴くことができた貴重な機会でした。我々アマチュアはエントリー料を支払ってカラオケ大会で歌うことができるわけですが、その大会に出たことによって得るものが多ければ多いほど、ぼくにとってはエントリー料以上の価値があったと実感しました。このとき、採点チャレンジで3位となり、令和チロルチョコとパズルを頂きました。

自分の周りでは「歌上手いよね」と言われても、所詮井の中の蛙でした。カラオケ大会に出ても入賞しないで帰る回が続いたり、音源審査を出しても通過しなかったり、そんな結果の後は大抵「ぼくって、歌下手なのかな」と凹み、悩んでしまう時もありました。そんなときに考えるヒントを与えてくれたのは、歌に関わる方のツイートでした。

そのおかげで、6月に出た全日本カラオケバトルの御茶ノ水予選大会で4位入賞を頂き、9月に出たTHE KARAOKEの第4回東京大会で審査員特別賞を頂くことができました。自分から「入賞しました!」と言えない性格なので発信はしないのに、大会情報は早く出回るせいか、祝福のツイートをしてくださるフォロワーさんって温かいと感じています。

9月には日本カラオケボックス大賞の東京代表選考会に出場しました。10月・11月は、カラオケ大会で歌える曲の幅を広げたいと思い、ポルノグラフィティの曲に挑戦しました。こうして、今年の歌い納めは昨日、THE KARAOKEのグランドチャンピオン大会でしたが、残念なことに25日から急に咳と熱が酷くなり、声は中低音は出ますが高音が地声では出ない状況でした。この年末の大会を楽しみにして、風邪も感染しないように注意していたのに、24日まで何でもなかったのに、どうしてこうなるんだという悔しさで一杯でした。日頃の「歌える幸せ」を改めて実感し、今の「歌えない不幸せ」の辛さや悔しさをステージで味わった方がいいと判断し、強行して出場しました。昨日ぼくの歌を聴いた方は「今日はどうしたの?」って感じだったと思います。それでも主催者の方も審査員の先生も出場者の方も観客席の方も温かく対応して頂きました。本当にありがとうございました。

カラオケ大会に来ると、未成年の歌うまキッズや20代の歌うまさんたちが本当に多く出場されています。小さい頃から、若い頃からこういう経験を積んでいけば、どんどん歌もパフォーマンスも成長していくと思いますし、そういう方々が歌っている姿を見ているとなぜかぼくも嬉しいんです。ぼくは小さい頃や若い頃は残念ながらカラオケ大会で歌える環境ではありませんでした。やっと今「歌える幸せ」を感じる場所に立てるようになったばかりです。年末のリベンジは、2020年の大会で果たします。