DAM★とも&アウフヘーベン

DAM★ともで公開した曲について感じたことを書いていきます。

ミセス マーメイド

9月はカラオケ大会に2回出たり、DAM★ともではお2人のユーザーさんとそれぞれコラボ録音をしたり、今週は歌うまさんたちのオフ会にもドタ参加させて頂いたり、ぼくにとっては歌活動も忙しい1ヶ月でした。仕事もひと段落したところでツイキャスを聴いていたら、チェッカーズの「ジュリアに傷心」を歌っているのが聞こえてきました。そういえば最近、チェッカーズの曲を歌ってなかったなあと思って、この時期に合う曲かなと思い出したのが「ミセス マーメイド」という曲でした。

この作品は1991年9月4日にチェッカーズの26枚目のシングルとして発売されました。作詞は藤井郁弥藤井フミヤ)さん、作曲は鶴久政治さんです。チェッカーズは1983年に「ギザギザハートの子守唄」でデビューしてから、1992年12月31日のNHK紅白歌合戦出場を最後に解散するまで活躍したポップス系のバンドでした。同時に、当時は1980年代前半に盛り上がったアイドルたちの人気が徐々に落ちていくなかで、チェッカーズはアイドルとしても人気を維持し続けた、日本の歌謡史の中でも珍しいバンドであったと思います。

チェッカーズの作品も、1986年までの「初期」のチェックのファッションに身を包んだアイドル的プロデュースから、1989年頃までのチェッカーズのセルフプロデュースを確立した「中期」を経て、1990年~1992年の「後期」を迎えますが、ぼくは「後期」の作品でも「夜明けのブレス」や「さよならをもう一度」は好きな作品で、「ミセス マーメイド」は大好きな作品でした。ファンキーなサウンドが小気味良くて、歌詞はすごくせつなくて、歌っている郁弥さんの立ち姿がかっこよかったのを覚えています。「ミセス マーメイド」はその年のNHK紅白歌合戦でも歌唱されましたが、紅白の中でも一番印象に残ったパフォーマンスでした。

当時はカラオケでこの曲を何回も歌ったと思います。チェッカーズの曲を歌っていると、どうしても郁弥さんっぽくなってしまいます。「ミセス マーメイド」のサビのところの「恋しくて せつなくて 君に会いに来たよ」も、ついつい、「こ~い~しっくう~ってえええええ」とか、「きんみーに あーいーにっきいたあ~よおおおおおお」みたいに、ひたすら語尾を強めにビブラートをかけてしまう、そんな男子が多かったと思います。発売から18年が経ちましたが、夏から秋にかけての季節に合いそうな、今でもかっこいい1曲だと思います。


ミセスマーメイド THE CHECKERS