DAM★とも&アウフヘーベン

DAM★ともで公開した曲について感じたことを書いていきます。

代表選考会

人間はある意味精密機械のようでもあるので、歌もその日によって調子が良い日もあれば、調子が悪いわけではないんですけど、何だかすっきりしない日もあったりします。

ぼくの歌の調子は、7月~8月は、練習していた曲が精密採点で97点台や98点台が取れるようになり、点数抜きに歌そのものを聴いてみても、別に何か下手になっているところはないと思うのに、音源審査を出してみても、思わしくない結果が続きました。

自分で考えてもいいアイデアが浮かばないので、他のカラオケ大会に出てみようと思い、昨年も応募した日本カラオケボックス大賞のことを思い出しました。8月の初めにTwitterで情報を見つけて、東京カラオケボックス防犯協力会にエントリー用紙を送って頂き、自分が「これでいい」と思った音源を入れたCDを送りました。東京地区代表選考会定員の10名に選ばれるつもりは全くなくて、今の自分の実力が知りたかっただけでした。

9月の初めに東京地区代表選考会出場の書類が届いたときは、出場できることも嬉しかったんですけど、自分が練習してきたことは別に間違ってはいなかったんだというか、もやもやしていた気持ちが晴れたのが心の底から嬉しかったです。そして今日は、東京地区代表選考会に行ってきました。

昨年もこの選考会に出て、その時は10名でしたが、今日はぼくも含め19名の方が出場されました。昨年同様、超歌うまさんとして有名な方が何人もいらっしゃいました。会場も去年と同じでしたが、出場者や関係者が前年の倍の人数でしたので、やや圧迫感があり、歌うステージはあったんですけど、すぐそばに何人も座って見ている中で歌うというのは、ホールで歌うときとは別の緊張感がありました。

昨年は未成年の出場者が多かったですけど、今年は年齢層も幅広く、歌う曲目も演歌、ポップス、ロックと幅広くて、それぞれのジャンルでも傾向の違う曲が歌われましたし、歌う方のレベルもやはり非常に高かったので、聴いているぼくとしては歌のいろいろなバリエーションを楽しめる時間を過ごすことができました。

ぼくは今日は、あさみちゆきさんの「聖橋で」という曲を歌いました。もし東京都の代表に選ばれるのであれば、東京の歌を歌って選ばれたいという思いがありました。大会の出場者の面々を見れば、ぼくが東京都代表に選ばれる確率はほぼ0%ではあるんですけど、そんな妄想を描いていました。

審査結果は「非常に難航した」そうですが、1位から3位までが全員女性の出場者の方でした。男性の出場者の方も「すごくいい歌だなあ」と思った方が何人もいらっしゃったので、ちょっと意外な感じもしました。今日の大会を振り返って、入賞した方の歌には何が良かったのかなと考えていたんですが、敢えてというなら、その楽曲の表現がしっかりと確立されていて、それが聴いている側にも他の出場者よりも強く伝わった印象を受けた、というところなのかなあと思います。本当に僅差であったと感じています。

大会の帰り道は、ぼくのルーティンの反省会カラオケ。超歌うまな方のようなものすごい声は出せませんけど、歌う曲の歌詞やメロディーやトータルの世界といったところをもっともっと、聴いてくださる方に強く伝えられるよう、ぼくも歌をもっと練習しなきゃと改めて感じた1日でした。乗り越えるハードルはまだまだ続きます。