DAM★とも&アウフヘーベン

DAM★ともで公開した曲について感じたことを書いていきます。

夢の振り子

ぼくが最近DAM★ともで公開曲に出すことが多いアーティストの1人が竹島宏さんです。一般的には若手・中堅の演歌歌手ということで知られていますが、竹島さんはご自身のことを「ノンジャンル歌手」と表現されていて、最近は演歌にとらわれない作風のシングルを次々と発表されています。

ぼくが初めて竹島さんの曲を歌おうと思ったのが、2018年3月14日に発売された「恋町カウンター」でした。演歌歌手の方が振り付けを入れて踊って歌うというのは面白いなと思ったのがきっかけで歌ってみたら、松井五郎さんの歌詞と都志見隆さんのメロディーがおしゃれでいいなと思って、DAM★ともでもよく歌うようになりました。

2019年3月13日に発売された「噂のふたり」は、更に振り付けが増えた感じになって、演歌の痕跡はほとんどなくなり、郷ひろみさんや田原俊彦さんが歌いそうな軽快なポップスに仕上がってました。

ぼくは昭和の歌謡曲やポップスの作風が好きで、時代の背景とかそこに生きる人々の感情をよく汲み取って、作品にしているなあと感じることが多いです。いまそういう歌謡曲の系譜を継承している作家の筆頭が松井五郎さんなのかなって思います。そして松井さんの作品をうまく表現しているのが山内惠介さんと竹島宏さんだと思っています。

その竹島さんが6月12日にシングル「夢の振り子」を発売しました。NHKBS時代劇「大富豪同心」の主題歌になるということで、松井さんも都志見さんも急ピッチで作品を作られたそうです。「恋町カウンター」からの一連のシングルは「踊らされちゃう歌謡曲」ということで、今回は第3弾だそうです。PVを見たら、今回は更に竹島さんの振り付けが増えているばかりでなく、男性のバックダンサーさんも2人従えています。このバックダンサーさんの振り付けが切れ味良く決まってて、歌の世界を醸し出してくれているなあと思いました。ダンサーさんのお1人はR1kutoさんという方だとTwitterでわかりましたが、もうお1人の方がわかりません。

「夢の振り子」の歌詞は割と好きで、「泣きたけりゃ 泣いたっていい 夜はかならず明ける 運命は夢の振り子 右も左も人生だって」っていう冒頭の歌詞が人生の生き様を端的に表しているように思いました。竹島さんの声質にも今の歌謡曲路線は似合ってるなあと思います。

ぼくもDAM★ともで「夢の振り子」を歌ってみました。この作品は音域は狭い方ですけど、その音階が上下に飛ぶところもありますので、切れ味良く歌ってみるとかっこよくなるかなあと思います。それと、PVにある振り付けも入れて歌ったらもっとかっこよくなると思います。


竹島 宏と Let's 夢振りダンス!~"踊らされちゃう歌謡曲" 第3弾「夢の振り子」~