DAM★とも&アウフヘーベン

DAM★ともで公開した曲について感じたことを書いていきます。

ジェネステ2018 DAY-2 大阪第三会場大会

4月14日、ぼくはジェネステ(NEW GENERATION LIVE STAGE)というカラオケ大会のDAY-2(地方予選)大阪第三会場大会に行って、歌ってきました。

ジェネステではDAY-1(音源審査)に合格すると、DAY-2(地方予選)では毎回のエントリー手続きを行って、エントリー料を支払えば、全国で開催するすべての会場へのエントリーが可能なシステムとなっています。

ぼくは既に東京第一会場大会、東京第二会場大会で林部智史さんの「恋衣」という曲を歌いましたが、カラオケ大会の場数を踏みたいということと、ライブハウスの環境で歌いたいということと、自分の歌の過程を確認したいということで、もう1回エントリーして歌おうと思いました。ジェネステ2018の残りの開催は、東京第三会場大会、名古屋第二会場大会、大阪第三会場大会の3回。最初は東京第三会場にエントリーするつもりでしたが予定が合わず、名古屋第二会場も予定が合わず、エントリーが可能なのは大阪第三会場だけでした。4月とか5月って、いろいろな予定が入っちゃうんですよね。

どうする?東京から大阪まで本当に行くか?交通費出せるか?宿泊費はどうする?とかいろいろ迷いました。そのとき思い出したのが、東京第一会場や東京第二会場でも岩手県宮城県新潟県長崎県といった遠方から来られた方がいらっしゃったことでした。また、東京第二会場でご一緒した何人かの方が、すでに名古屋第二会場にエントリーしていることも知っていました。やっと、大阪第三会場へのエントリーを決断して、東京から日帰りで大阪に行くことにしました。

東京6:16発の新幹線で大阪に到着。大阪駅近くのカラオケ店で1時間声出しをした後、会場の西天満にあるLIVE HOUSE Lumioへ。会場が開放前だったので、軽く音合わせをさせて頂けました。同日に大阪市内で他のカラオケイベントがあった影響からか、参加者は20名弱と他の会場より少なめでした。しかし、その参加者の大半がジェネステの過去の大会で優勝や入賞をした方とか、音源審査で☆マークが付いた方とか、ハイレベルな歌唱力を持った方でした。また、ぼくの他にも、山梨県福井県、愛知県、高知県からという遠方から来られた方が何人もいらっしゃいました。結局、この会場には非常に強い気持ちを持って来た人しか来ていないわけで、相当厳しい大会になるだろうと思いました。

その予想は見事に当たりました。単に歌が上手いというだけではなく、声に響きや深みを感じる方が続々と歌唱されました。歌だけではなく、ステージングも身振りや手振りが慣れているだけじゃなくて、動きもサマになっていい方も続々と出場しました。ご本人の個性を如何なく発揮されている方も何人もいました。

その点ぼくはというと、一人カラオケで歌ってる感じと変わってなくて、声の響きとかまだ足りないし、ステージングなんて全然やれてないし、こういう風にパフォーマンスしたいなと考えていることがまだ発揮されてないなということを、まざまざと感じさせられました。ジェネステからの寸評を2回頂いていて、ぼくの指摘は、地声からファルセット、ファルセットから地声への切り替えとか、高音の安定感と完成度の高さについて書かれるんですが、なかなか完成度が高い形での表現ができません。今回入賞した方には講評の中に「寸評をよく見て勉強して改善して頂いた」というコメントがあって、そういうのを聴いていて、翻って、そういう改善に達していない自分が歯痒くてならなかったです。

入賞しなかった方の中にも、入賞した方と同じぐらいの非常にハイレベルな歌唱力やステージングを表現した方が多数いらっしゃいました。大阪第三会場大会そのものはアットホームな雰囲気で、歌っていてもしっかりと聴いて頂けているのがわかりましたし、MCをしても反応を返して頂けたのも嬉しかったです。はるばる大阪まで来て、勉強できたことや収穫できたことはいっぱいありました。その代わり、今のぼくにないものもいっぱい目の前のステージで見ることになりました。

果たしてぼくは目の前の人たちのようなパフォーマンスを、今後改善していったら達成できるんだろうか?それってぼくにはそもそも無理なことないんじゃないかな?今のぼくの歌って何も届けられてないのかな?そんなことを帰りの新幹線の中でずっと考えてました。泣きはしなかったけど、気持ちはずっと凹んでました。22:23東京着。ぼくの長い一日が終わりました。また、一からやり直しです。