DAM★とも&アウフヘーベン

DAM★ともで公開した曲について感じたことを書いていきます。

明日もし君が壊れても

カラオケ大会では、出場する方がそれぞれの「勝負曲」を歌います。いわゆる「大会向きの曲」で、バラードでもロックでも演歌でも、内容的に濃い目な作品が多いです。加えて、出場する方も気合を入れて歌ってますので、全員の歌を聴いた後は、ぼくは何も食べてないんですけど、何となくお腹いっぱいな感じになります。

ところで、大会に出る方って、日頃はどういう歌を歌っているのかなって考えました。DAM★ともをやっている方の公開曲を見つけて聴くと、お気に入りのアーティストの作品だけではなく、結構幅広いジャンルの作品を歌っている方が多いなあと思いました。それと、大会の時とはやや違って、自然体で歌っている印象を持ちました。

また、ツイキャスをやっている方が何人もいらっしゃって、それでぼくもそういう方のツイキャスを最近聴くようになりました。DAM★ともは録音も動画も事前に収録しますけど、ツイキャスでは生歌になりますのでライブ感がありますし、お話を交えながら、歌いたい歌を次々と歌われてますので、聴いていても面白いなあと思います。

ぼくが歌わないアーティストの曲を、他の方の歌で聴くと、新鮮な感覚を与えてもらっています。知ってるつもりだった歌を改めて知ったとか、食わず嫌いだったアーティストに目を向けるようになったとか、ぼくにとっては新しいものを得られた気分になります。

今週のツイキャスを聴いていた中で印象に残ったのが、WANDSの「明日もし君が壊れても」という曲でした。ツイキャスの方も曲への思い入れがすごくあって歌っている感じでしたが、こういうバラード曲ってあったんだって思いました。

この作品は1998年6月10日にWANDSの14枚目のシングルとして発売されました。WANDSは1991年から2000年まで活動したロックバンドなんですけど、在籍メンバーの変遷があって、「もっと強く抱きしめたなら」をリリースした1992年7月までが第1期で、その後一連のヒット曲を出して、プロデューサーの長戸大幸さんとの音楽性の方向違いから、ボーカルの上杉昇さんとギターの柴崎浩さんが脱退した1997年初めまでが第2期、その後ボーカルに和久二郎さんとギターの杉元一生さんが加入して再始動した1997年9月からが第3期となっています。だから、この作品は第3期WANDSの和久さんのボーカルなんですね。

作詞はZARD坂井泉水さんが提供しました。愛した彼女の命がもう長くなくて、大事な人を失う怖さや悲しさと向き合う主人公。坂井さんは2007年に若くして亡くなられたこともあり、この詞を読んで、何か言い当ててしまったのかなと頭をよぎりました。

作曲は大野愛果さんが提供し、この作品が初めての楽曲提供でした。その後は倉木麻衣さんの一連のヒット曲を提供されています。

ぼくもDAM★ともで歌ってみようと思いますけど、キーがものすごく高いので、2つぐらい下げないと歌えないんじゃないかなって思います。


WANDS 明日もし君が壊れても