DAM★とも&アウフヘーベン

DAM★ともで公開した曲について感じたことを書いていきます。

茜色の恋

ぼくが注目している演歌歌手の中澤卓也さん。ぼくもDAM★ともで、中澤さんのデビュー曲の「青いダイヤモンド」から、「彼岸花の咲く頃」、「冬の蝶」と歌ってみて公開させて頂きました。中澤さんの4枚目のシングル「茜色の恋」が2019年2月27日に発売されました。作詞はいではくさん、作曲は田尾将実さんです。いでさんというと千昌夫さんの「北国の春」の印象がありますので、「茜色の恋」も青春歌謡の趣を持った内容となっています。

中澤さんってNHKのど自慢では森山直太朗さんの「さくら(独唱)」を歌われてチャンピオンになったり、コブクロさんの曲もよく聴かれているみたいで、ポップスが本来好きな方だとお見受けしていますが、歌手としての路線は演歌歌手で、演歌の支持層である50代以上をファンの対象に狙っているようで、「青いダイヤモンド」は青春歌謡っぽいですし、「彼岸花の咲く頃」は若い頃を振り返るような歌でした。歌手として披露する歌と、自分自身との歌の志向とのギャップはどう解消しているのかなと思ったりしますが、そこができるのがプロなんでしょうね。ぼくは「冬の蝶」や「青いダイヤモンド」はまだしっくりきますけど、「彼岸花の咲く頃」の情感はちょっとわからないところもあります。

さて、「茜色の恋」も、演歌ファンの方に覚えやすいメロディーを優先して考えられたようで、音域もそんなに広くなくて、歌詞も昭和の面影が残る恋模様なので、ちょっとぼくにはわからないところもあります。全体的に一見歌いやすいのかなあと思ってぼくも初めて歌ってみたら、これが意外に音程が合わなかったりでした。中澤さんの歌の強みって1つは低音の響きだと思っていて、メロディーも低音を使うところがありますけど、素人が歌うときは低音もはっきりと維持して歌わないと、力の抜けた音になってしまったりします。あとはただ歌っていると平板な歌になってしまうので、いかに情感をつけていくかということになりますけど、あまりタメすぎて歌ってしまうとリズム感がなくなってしまうので、そのバランスを考えなくてはいけないところです。ともあれ、もう少し曲を覚えた上で、DAM★ともに公開しようと思います。

こうして、3月21日に初めて歌ってみた4曲ということで、「唇スカーレット」、「噂のふたり」、「茜色の恋」と書きましたが、残り1曲は先のブログで書いた森山直太朗さんの「風唄」でした。他にも歌ってみたい新曲が次々とあるわけですが、1回のカラオケで歌える時間も決まってますので、少しづつ練習していこうと思います。


茜色の恋 2019 2 27 新曲発売 中沢卓也