DAM★とも&アウフヘーベン

DAM★ともで公開した曲について感じたことを書いていきます。

桜咲け

ジェネステ2018DAY-2の東京第一会場大会、東京第二会場大会に出てから、大会に出場された皆さまや関係者の皆さまとTwitterを通じて交流をさせて頂けることに、ものすごく心から感謝しています。

カラオケ大会に出場される方って、音楽が好きとか歌が好きとか歌うことが好きとか、そういうな方が集まって来られています。一人カラオケでぼくが好きな歌を好きなだけ歌えるのは、それはそれで気持ちいいんですけど、ぼくの歌ってどんな風に聞こえているのかってことは、カラオケ大会に出るまではあまり意識したこともありませんでした。DAM★ともでは再生回数と聴いて頂いたユーザーさんはわかりますけど、ぼくが無料会員ということもあって、何かをコメントすること自体ができません。公開した曲次第で再生回数も変わりますし、聴いて頂ければ嬉しいですって感じです。

カラオケ大会に行ったときも、出場者の皆さまの歌をじっくり聴いていたり、自分が歌う前は緊張したり、何か考えてたり、発声練習していたりで、出場者の皆さまとお話させて頂くことは全くといっていいほどありませんでした。大会が終わると、自分の記憶が薄れないうちに、出て感じたことをこのブログに書いたり、反省とか振り返りみたいな心の中のつぶやきをTwitterに残したりしてます。書いておかないと忘れちゃうんで。

ぼくがDAM★ともで聴いているユーザーさんの中で、素敵な声質の方で歌も超上手い方がいらっしゃって、東京第二会場大会の歌唱順でその方がぼくの1つ前で歌われたんです。歌う前に楽屋でその方にご挨拶をしたところ、ぼくがその方の音源でコラボ録音して公開したことを覚えていてくださっていて、声を掛けて頂けたので驚いたのと同時にすごく嬉しかったです。

東京第二会場大会の終了後にジェネステの社長さんから歌の結果については聞きましたので、どの程度かはわかったんですけど、今回はご一緒した方から、次々とぼくの歌についての感想をツイート頂けたことが何よりも嬉しかったです。1つ1つのツイートを受け止めて、ぼくの歌ってそういう風に聞こえてたんだということを初めて知って、そしてぼくがぼく自身のことをまるでわかってないんだなということもよくわかりました。カラオケ大会に出られることを目標にしてきたぼくにとっては、大会で歌えたこと自体は嬉しかったんですけど、大会に出たことで歌った以上に得られたものが大きいとつくづく感じてます。

さて、カラオケ大会に出る前は歌う曲が限られてしまうので、なかなか新しい曲を歌えないんですが、大会も終わったので、新しい曲を覚えようと動き始めました。ぼくは、家で自由に音楽を楽しめる時間ってだいたい23時過ぎからなんですが、テレビ神奈川の「ミュートマ2」が放送されていた時に、テレビから耳に入ってきた曲が「何だかいい感じの曲だなあ」と思って、その曲が吉田山田さんの「桜咲け」という曲でした。

吉田山田さんというと、2013年に発売された「日々」という曲がヒットしたイメージがあって、また「日々」をカラオケ大会で歌う方は大体上手い方なんですけど、おじいさんとおばあさんが幸せに暮らしていたけど、老いて病気になって死んでいくみたいな歌詞って、ぼくはどうも苦手で、それで吉田山田さんの音楽って聴いたことがありませんでした。そんなぼくのイメージを、「桜咲け」は払拭してくれました。「桜咲く」っていうと、受験に合格したときに出てくる言葉です。「桜」と名のつくヒット曲って、桜の花をテーマにしますから、桜の華やぎや散り際を人生に例えた作品になったり、あるいは卒業や入学のシーズンと重なることもありますから、人生へのエールを送る作品であったり、あるいはお花見で盛り上がる時期でもありますから、みんなで一緒に歩いていこうみたいな作品であったり、大仰なイメージの作品が多いように思います。でも、吉田山田さんの「桜咲け」を聴いていると、毎日ぼくが通る道に立っている桜の木を思い出して、ぼくは桜の木を年中見ていて、花が咲いて、散って、青葉になって、葉もなくなって、蕾が出てきて、また花が咲いてっていう1年、等身大で桜の木と対話しているような、それでぼくは自分の信じた道を進むよって桜の木に誓っているような、歌の世界が好感を持ちました。「桜咲け 未だ見ぬ答えは もう君の中にある」っていう一節が、ぼくの心の中にも訴えてきました。DAM★ともでも「桜咲け」は歌えますけど、まだ誰も歌ってないようなので、歌ってみようかなと思います。


吉田山田 / 桜咲け [MUSIC VIDEO]