DAM★とも&アウフヘーベン

DAM★ともで公開した曲について感じたことを書いていきます。

ぼよよん行進曲

今日は休日だったので朝も急がず、久しぶりに8時からEテレの「おかあさんといっしょ」を見ました。歌の花田ゆういちろうお兄さんと小野あつこお姉さん、体操の小林よしひさお兄さんと上原りさお姉さんの4人が浴衣姿で登場し、子供たちはいなかったので、「今日は夏休み特集かな」と思い、ネットを見てました。その後、1曲目のイントロが始まり、何の曲かなと思ってテレビを見たら、歌っていたのが「ぼよよん行進曲」という曲でした。

ゆういちろうお兄さんがいい声でしっかりと歌っていたので、ずっと聴き入ってしまいました。歌詞も子供番組の歌にしてはなかなか奥が深い内容で、ぼくの中で急に気になる歌に急浮上してしまいました。「ぼよよん行進曲」については、7月28日に行われた東京カラオケまつり西東京大会の歌唱曲一覧にも載っていたので、そっちでも気になってたんですが、今朝この歌を聴いて、謎が解けた気分になりました。

この作品は2006年4月の「おかあさんといっしょ」の「月歌」として発表されました。作詞は中西圭三さんと田角有里さんの共作、作曲・編曲は中西圭三さんです。当時の歌のおにいさん今井ゆうぞうさん、歌のおねえさんのはいだしょうこさんによって歌われ始め、その後現在まで歌い継がれている「名曲」ということです。作詞の中西さんと田角さんはこの仕事が縁で2007年にご結婚されました。歌詞が励まされるっていうか、1コーラス目の「押しつぶされそうな そんな時だって ぐっ!と ひざっ小僧に勇気をため」とか、2コーラス目の「なんでそんなふうに うつむいているの 思い出して足の下 とてもとても大事な「今」を生きてるんだぜ「そうでしょ」」みたいに、子供にも大人にも優しく自然に、前向きにさせてくれる言葉に好感を持ちました。

早速、DAM★ともでも歌ってみましたが、実は2006年4月発売のオリジナル版は今でいう1コーラス目とエンディングのみで、DAM★ともで歌えるのもオリジナル版だけなんですね。今朝ぼくが聴いたのは、2014年に発売されたロングバージョン版だったんです。歌っていて、「ひゅーらーりーらー」っていうところの節回しが、いかにも中西圭三さんのメロディーだなあと思いました。

Youtubeで中西さん自身が歌っている動画を見ましたが、さすが作者の歌は説得力がありました。中西さんはZOO(後にEXILEもカバー)の「Choo Choo TRAIN」や、自身の「Woman」などのヒット曲を作られていますけど、「ぼよよん行進曲」は多くの子供たちと親御さんに愛されているヒット曲だと初めて知りました。

いい曲に出会えて、今日はぼくにとってもいい日でした。


中西圭三ぼよよん行進曲