DAM★とも&アウフヘーベン

DAM★ともで公開した曲について感じたことを書いていきます。

72

11月2日の21時から11月5日の21時までの72時間、元SMAP稲垣吾郎さん、草彅剛さん、香取慎吾さんの3人が、AbemaTVというインターネット放送局で、72時間の生放送番組に挑戦しました。ぼくは5日の夕方の「72曲メドレー」の所だけ見ましたが、3日間の累計視聴者が7,400万人という驚愕の数字、非常に多くの視聴者の皆さんが初めてインターネット放送局を見に行ったと思います。これからの日本人の生活の中で、インターネット放送局が認知されたことに地上波の業界人は衝撃を受けたと思います。そして、稲垣くん、草彅くん、香取くんの3人でこの実績を作ったことに、ジャニーズ事務所は勿論、芸能界でも衝撃が走っていると思います。

「72曲メドレー」の曲目の中にSMAPの曲は勿論入っていなかったし、ジャニーズのタレントの曲も入っていませんでした。どうやら、ジャニーズ事務所を辞めるときに、「SMAPの歌は歌わない」約束をさせられたようで、「SMAP、木村、中居」などのNGワードもあるようでした。それで彼らが困ると思うのは、もう発想が古すぎると思います。「72曲」は他のアーティストの作品から選ばれました。ずっと歌い続けているだけでもさすがSMAPだと思いますし、他のアーティストを歌っている3人の姿が何だか新鮮に見えました。この72曲の最後に歌われたのが、「72時間ホンネテレビ」のテーマ曲として作られた「72」という曲でした。ピチカート・ファイヴ小西康陽さんが作詞・作曲した作品ですが、肩肘張らない感じの自然体なサウンドに、今の3人の気持ちを素直に乗せたような歌詞が、歌っている彼らが取り戻した生き生きした表情を体現しているみたいで、1回聴いただけで歌ってみたくなりました。いい歌だと思いました。CDとして発売されるといいなと思います。それにしても「新しい地図」の意味、深いんだなあと思います。みんなに歌われるような作品をどんどん増やしていけばいいと思います。


72 時間 ホンネ テレビオープニング曲「72」