DAM★とも&アウフヘーベン

DAM★ともで公開した曲について感じたことを書いていきます。

Lovin’ You

YouTubeで音楽を聴いていたら出くわしたのが、横山輝一さんの「Lovin’ You」という曲でした。この作品は1993年2月10日にシングルとして発売されました。横山さんの代表曲ともいえます。当時はスキーのテーマソングだったかなぐらいの記憶しかなくて、今回初めてこの作品をちゃんと聴きました。横山さんの透明感あふれる声質で、パワフルに歌っているのを見て、ぼくも心地よい気分になりました。生歌で聴いたら迫力ある歌を感じられるだろうなあと思いました。

2002年ぐらいまでは音楽シーンも、色々なアーティストが個性的な作品を発表できていたように思います。視聴者にとっては多様な曲を聴けるごった煮感が楽しく過ごせたわけです。いつの頃からか、小室サウンドだけが席巻する時代、エイベックスサウンドだけが席巻する時代、男性アイドルはジャニーズ系ばかり、女性アイドルはAKB系列のグループアイドルばかりとか、どうも1つのヒットトレンドに寡占されてしまう音楽シーンが、日本の音楽界の多様性の機会を失わせているように思えてなりません。どんなミュージシャンにも発表できる機会を広げていった方が、音楽を聴く者としては面白いと思います。

さて、横山さんは他の歌手への楽曲提供もされていたとは知りませんでした。1998年にはMAXの「Ride on time」、2000年にはSILVAさんの「ヴァージンキラー」を提供しています。この曲そうだったんですかって感じです。作られるサウンドがかっこいいと思います。


横山輝一 「 Lovin' You 」