DAM★とも&アウフヘーベン

DAM★ともで公開した曲について感じたことを書いていきます。

銀河鉄道999

DAM★ともで多くのユーザーさんの曲を聴いて、今になって改めて認識した曲はいくつもあります。ささきいさおさんが歌った「銀河鉄道999」もその1曲です。この曲は、松本零士さん原作の「銀河鉄道999」がTVアニメで放送された時の主題歌です。ゴダイゴの「銀河鉄道999」は映画の主題歌でした。ぼくは当時のTVアニメも映画も全く見てません。ゴダイゴの曲は聴いたことがありました。

ささきいさおさんの「銀河鉄道999」は作詞が橋本淳さん、作曲が平尾昌晃さんですが、子供向けのアニメの主題歌とは思えないほど、結構大人の歌詞ですし、曲も明るく楽しくではないんですね。ゴダイゴバージョンが銀河鉄道の疾走感をイメージしているアップテンポな作品なのに対し、ささきバージョンは人生の機微というかほろ苦さも時に感じさせる、深みのある作品であり、同じテーマを好対照に表現した例だと思っています。

ささきさんは今年で芸歴55周年ということで、ロカビリー歌手としてデビューされて、映画やドラマでも活躍されてますが、アニメソングで一躍有名になり、アニソン界の大王の異名もお持ちになられています。

NHKでは「夏の紅白」と称する「思い出のメロディー」で、ささきさんは平成16年に思い出のウエスタンカーニバル特集で出場され、この時はロカビリーの曲を歌っています。平成18年、平成21年、平成25年には「宇宙戦艦ヤマト」を歌って出場されています。

紅白歌合戦の歌手の人選にはぼくは相当不満があり、紅白は大晦日に色々なジャンルの歌手が一堂に会するお祭りだと思ってますので、芸能活動の実績から見ても、アニメソングの代表歌手として、ささきいさおさんには紅白に出ていただきたいと思います。

ぼくもDAM★ともでこの曲を歌ってみました。まだささきさんほどの歌の深みもありませんが、ずっと歌っていきたい1曲です。